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■Unified Access GatewayをAzure上にマネージドディスク/可用性セットありで展開する

Unified Access Gatewayは、vSphereだけでなく、AzureやEC2でも展開できます。 今回はAzure上に展開した場合について記載します。 UAGをAzure上に展開するためのスクリプトは、VMware社のダウンロードサイトからダウンロードすることが可能です。 ※最新版は以下です Download Product ただ、ダウンロードできるスクリプトのままAzure上に展開すると、Azureのマネージド・ディスクにならず、可用性セットにも入れることはできません。 ※Horizon Cloud on AzureのUAGはマネージド・ディスクで可用性セット組まれ、おまけにデフォで2台構築されます。超イケてます。 なので、マネージド・ディスクにし、可用性セットに紐づけ、おまけに2台展開するようにスクリプトに追記してみました。 ※2020年07月20日追記: ブログ上での記載方法に問題があったため、Github にライセンスの記述を加えて上げなおしました。 HtYz1380/UAGscripts 上述のスクリプトでは、.ini ファイルで指定された可用性セットを読みだすようにしています。 $AvailSetName = $settings.Azure.AvailSet なので、以下のようにiniファイルの[Azure]セクションの中に、あらかじめ作成した可用性セットの名前を入れます。 [Azure] ~~~中略~~~ AvailSet=uagdeploy UAGを展開するスクリプトは、もともと以下の行でiniファイルの内容を$settings変数に格納するようになっています。 $settings = ImportIni $iniFile この行以降であれば、iniファイル内に定義した変数とその値を取り出すことができます。 例えば、[General]セクションにあるnameに指定したUAG名は、以下の行で、スクリプト内にuagの仮想マシン名として取り込まれます。 $uagName=$settings.General.name $settingsという変数の属性の一つをiniファイル内に任意に設定して、スクリプトから任意に呼び出せる感じでしょうか。 慣れてくれば、もっと自由にUAGを展開するスクリプトを組みなおせそうで...