■Workspace ONE Accessに OneLogin の ruby-saml-exampleを連携した

デモ用に適当なSPが欲しいと常々思っていたので、 「なんか手軽にできないかなー」 と思っていたら、ピッタリなブログ記事を見つけたのでやってみました。 SSO を実現するための SAML2.0 の実装。まずはサンプルを動かす - Qiita 前提条件は、Ruby on Rails 4の環境があることです。大まかな手順は、上記ブログ様でも記載されているように、以下となります。 ruby-saml-example をクローン Workspace ONE Access にSP側の情報を入れる ruby-saml-example の設定をする 1.ruby-saml-exampleをクローン git cloneで、OneLogin が提供する以下のruby-saml-example を手元の環境にクローンします。 onelogin/ruby-saml-example: Ruby example of how to use the ruby-saml gem 2. Workspace ONE Access にSP側の情報を入れる 以下画像を参考に、Workspace ONE Access にこれから作成するSPの情報を入れます。 Workspace ONE Access 上は、本当に画像の箇所くらいしか設定する箇所はありません。 ※ホスト名部分は実際の作成する予定のSPのホスト名に読み替えて実装します。 audienceを設定。途切れていますが、1枚目の画像にて Application IDとして指定したSAML metadataのURLを入れています 3.ruby-saml-example の設定をする ruby-saml-exampleの設定をします。主に自分が編集したのは二つのファイルでした。 .ruby-version OneLogin のruby-saml-exampleでは、rubyのバージョンとして最初2.0.2が指定されています。ですが、2020年10月現在はruby 2.0.2が手に入らないため、インストール済みの2.2.3を指定しました。 ※この後bundle installしました htyz@htyz:~/ruby-saml-example$ cat -n /home/htyz/ruby-saml-example...