こっそりと新天地で検証する:その4:仮想マシンに対してPPKGを適用する

前回作成したPPKGファイルを、今回はVMware Workstation Pro上のWindows 10の仮想マシンに適用していきます。

今回使用したVMware Workstation ProとWindows OSのバージョンは以下の通りです。

  • VMware Workstation Pro

  •  Windows OS

実際の適用時の画面は以下のスクリーンショットの通りでした。

なおUSBは、Windows 10のOSのインストールが完了し、国や地域を選択する画面が出てきたタイミングで接続しました。

USBを接続したら、仮想マシンに接続するかを確認されます
接続対象の仮想マシンを選択します

接続するとすぐにUSBが認識されます

セットアップの方法が選択できます
ここからAutopilotも選択できるようですが、赤枠で囲ったように
ppkgを使用する方式を選択し、Continueします

USB内に複数のPPKGが存在する場合は、
利用するPPKGを選択してYesを選択します

今回用意したのは暗号化PPKGのため、
PPKG作成時に入力したパスワードを入れます

たまにですが、なぜか画面のようなエラーが出て失敗します
※このスクショを取得したときは、すぐにTry againをクリックして
うまくいったので、あまり気にしなくても問題なさそうなきがしています

PPKGが読み込まれ、仮想マシンに適用され始めます
ステータスが一応、ここで表示されます

しばらく待つと、国や地域の選択画面に戻りますが、
失敗しているわけではありません
実は裏でシャカシャカとPPKGの内容に沿って設定をしてくれています
さらにしばらく待ちましょう

待っていると、仮想マシンが再起動します

まだまちます

するといつもおなじみの「すべておまかせください」的な文言が表示されます
PPKGのキッティングに関係なく、たまにここから
予想よりも時間がかかっています」みたいな文言に遷移することが
ありますが、今回はそんなこともなく、さらっと進みました


すると、いつものWindows 10のログイン画面が表示されます。
画面中央に「セットアップは正常に完了しました」といった
内容の文言が表示されていればOKです。

前回作成したPPKGで指定したように、指定したlocaladminアカウントと、
管理者アカウントがログイン時に作成されています

今回用意したPPKGはローカルアカウントなどを作成するだけのシンプルなもので、適用対象もOEMによるカスタマイズなどがないVMware Workstation上の仮想マシンであったため、そんなに大きく躓くこともなく、ログインまでこぎつけることができました。

次回は、実際に夏のボーナスで購入したDell Technoligies社製のノートPC「Dell Vostro 3420」をガチでOOBEした時の様子を、躓いた点も含めて記載していこうと思います。

おわり