【休息日】Workspace ONE UEM の REST API をひとつひとつ試していく - 05
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アヤメ(2025/5/3撮影) 散歩の途中に咲いていたアヤメの花です。日本では5月5日に、主に魔除けの願いをこめてアヤメの葉をお風呂にいれます。 お風呂にいれるアヤメの葉はスーパーマーケットで購入することができますが、アヤメの花はこのように道端で見かけることができます。 西洋風に言うと、タイムをお風呂に入れているようなものなのかもしれません。 |
今回は、前回記載したように、割り当ての詳細をクエリしたときに表示されるスマートグループのUDIDからスマートグループ名を特定するのに利用可能そうな「/SmartGroups/SmartGroups_Search」というAPIエンドポイントを実行します。
クエリに使えるのはName(スマートグループ名)、OrganizationGroupID(組織グループごとに固有の数字)などです。今回は指定した組織グループで管理されたスマートグループすべてをクエリしたいため、OrganizationGroupIDを使用してクエリしました。結果、以下のように、スマートグループの一覧を返してくれました。
{
"SmartGroups": [
{
"Name": "01_test_smart_group",
"SmartGroupID": 3898,
"SmartGroupUuid": "9f097342-3882-402c-9686-ab5080840f9d",
"ManagedByOrganizationGroupId": "1987",
"ManagedByOrganizationGroupUuid": "5db9ba20-04af-4572-af19-70218bab3445",
"ManagedByOrganizationGroupName": "01_test_company",
"Devices": 0,
"Assignments": 1,
"Exclusions": 0
},
{
"Name": "02_test_smart_group",
"SmartGroupID": 3899,
"SmartGroupUuid": "b0edde14-0b08-44bf-97e9-9b30bb67af31",
"ManagedByOrganizationGroupId": "1987",
"ManagedByOrganizationGroupUuid": "5db9ba20-04af-4572-af19-70218bab3445",
"ManagedByOrganizationGroupName": "01_test_company",
"Devices": 0,
"Assignments": 1,
"Exclusions": 0
},
{
"Name": "03_test_smart_group",
"SmartGroupID": 3900,
"SmartGroupUuid": "89067e85-e24f-45c7-b31c-8c0a75456d9f",
"ManagedByOrganizationGroupId": "1987",
"ManagedByOrganizationGroupUuid": "5db9ba20-04af-4572-af19-70218bab3445",
"ManagedByOrganizationGroupName": "01_test_company",
"Devices": 0,
"Assignments": 1,
"Exclusions": 0
}
],
"Page": 0,
"PageSize": 500,
"Total": 3
}
注意したいのは、ここで返されるのはスマートグループとして割り当てグループ一覧に表示されるグループのみであり、組織グループとして表示されているグループは返答されない点です。
少し癖がありますが、ここまでの5回で、アプリの割り当てをREST APIで把握するときに役に立ちそうなAPIエンドポイントを紹介しました。
個人的には、今回紹介したAPIエンドポイントでは、組織グループ作成時に自動的に作成されるスマートグループが対象外になるので、アプリの割り当てはすべてスマートグループを明示的に作成して行った方が、後々APIで設定を確認したいときに便利になりそうだな、と感じました。