【Home Lab】04:vCenter Server 7.xをvCenter Server 8.xにアップグレードしよう

オオイヌノフグリ(2026/3/14撮影)
近所の公園で、今年も青く小さい花が群生していました。

前回、ESXiを7.xから8.xにアップグレードしました。

その後、vCenter Serverを起動してみると、ESXiホストが切断状態となっており、再接続を試みたところ、以下のようなメッセージが表示されました。

どうやら、順序をよく確認せず、RealtekのNICを認識するドライバが出たことに喜び勇んでESXiをvCenter Serverよりも先に8.xにバージョンアップした結果、vCenter Server側が管理できないバージョンとして認識する状態になってしまったようです。

Product Interoperability Matrixで確認してみても、やはりvCenter Server 7.xとESXi 8.x には互換性がありません。。。(以下画像赤枠)

そこで、今回はvCenter Serverをアップグレードしました。

●まずは必要資材をダウンロード

以前アップグレードしたESXiと同様に、必要資材をBroadcom support portalからダウンロードします。ログイン後の細かな手順は割愛しますが、今回はiso形式で、バージョン8.0U2をダウンロードしました。

いまさらながらフリーでダウンロードしていいのかどうかが気になり、URLのフィルタ条件を確認したところ、
「freeDownloads=true」の文字列を見つけて安心していました。。

●vCenter Serverのアップデート

ダウンロードしたisoイメージをダブルクリックすると、中を見ることができます。
その中のinstaller.exeを実行します。



●あとはウィザードに沿って進むだけ

今回はinstaller.exeを実行したら、あとはウィザードに沿って進むのみでした。
KB 372863には、事前にバックアップする、vCenterのほうを先にアップグレードする、などの注意書きがあるので、なんらかの業務に使用する環境であれば、ベストプラクティスに従ってアップグレードする必要があります。(今回はHome Labなので、最悪の場合スクラップ&ビルドすればよいものと割り切って、進めることにしました。。)

●Stage 1:vCenter Serverのデプロイ

vCenter Serverのアップグレードは、ウィザードの中では「新vCenter Serverのデプロイ」と、「既存vCenter Serverからのデータ転送とセットアップ」の2つのステージで分かれます。
新vCenterは展開された後、既存vCenterからデータを受け取って、既存vCenterのホスト名やIPアドレスを引き継いで稼働します。(なんだか伊勢神宮の式年遷宮みたいだなぁ。。。)












ここで一時的なIPアドレス(Temporary IP address)を求められます。
これは文字通り一時的なもので、この後のStage2で展開した新vCenterが旧vCenterから構成情報を移動し終わった後に、使用されなくなります。




vCenter Serverのデプロイが完了すると、「https://<Temporary IP address>:5480」でステージ2の操作を求められます。

●Stage 2:既存vCenter Serverからのデータ転送とセットアップ

次にステージ2です。ここでは主に既存vCenterから新vCenterにどのデータを転送するかを選択します。今回はHome Labで、ストレージにも限りがあるので、ログデータなどは一切転送しないオプションを選択しました。












なお、ライセンスは評価版が適用されます。

ESXiから仮想マシンコンソールで確認してみると、Temporary IP addressとして指定したIPから、
旧vCenterで使用していたIPにかわっていることが確認できます。


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