Unified Access GatewayをAmazon Web Services上に作成してみよう:(2)サブネットとインターネットゲートウェイの作成
親族宅の庭に生えていたフキノトウ(2024/2/24) 育ちすぎてしまいましたが、ここまで育っていなければ炒め物などにして食べるそうです。 |
前回から、AWS上にUAGを構築すべく、リソースの準備を始めました。
今回は前回に引き続き、AWS上にリソースを準備していきます。
今回作成するリソースは、サブネットとインターネットゲートウェイです。
前回示した環境の外観図でいうと、赤で示した部分となります。
■目次
■サブネットの作成
サブネットは、AWSの仮想ネットワークのVPCに関連づいたコンポーネントとして作ります。
前回、VPCを作成するときにネットワークレンジを「10.1.0.0/16」として設定しました。
今回は、このネットワークレンジの範囲内でサブネットを2つ作成していきます。
今回作成するサブネットの用途は、それぞれ以下の通りです。
前回、VPCを作成するときにネットワークレンジを「10.1.0.0/16」として設定しました。
今回は、このネットワークレンジの範囲内でサブネットを2つ作成していきます。
今回作成するサブネットの用途は、それぞれ以下の通りです。
- Publicサブネット:インターネットからの通信を受信可能なコンポーネントを配置するサブネット。仮想マシンたちがインターネットに出ていく際のNATゲートウェイやELBを関連付けて使用する。ここに仮想マシンはパブリックIPを持つ。
- Privateサブネット:UAGを配置するサブネット。ここに接続する仮想マシンはパブリックIPを持たず、直接インターネットからアクセスすることはできない。
サブネットの作成はVPCダッシュボードの左側のメニューからSubnetsを選択して実施できます。Subnetsを選択すると、VPC内のSubnet一覧が表示できます。
Subnet一覧にて、Create Subnetをクリックします。
Subnet一覧にて、Create Subnetをクリックします。
Create Subnetウィザードが表示されたので、赤枠の箇所を埋めました。
Availability Zoneの箇所は、今回はすべてap-northeast-1aを選びました。 こうすることで、すべてのサブネットが同じデータセンター内に配置されます。 |
最後にもう一度Create Subnetをクリックします。
作成が成功すると、画面上部に緑の枠で「You have successfully created...」とメッセージが表示されます。
一つ作成したら、もう一つ同じような操作で作成します。
これで、サブネットの作成が完了しました。
■インターネットゲートウェイの作成
次に、インターネットゲートウェイを作成します。インターネットゲートウェイはVPC内のEC2インスタンスがインターネットに通信する際に必ず通過する必要があるゲートウェイです。
作成する際は、Internet gatewayを左側メニューから選んで、Create Internet gatewayをクリックします。
設定する属性は名前のみです。
作成しただけでは、VPCにアタッチされていないので、右上のActionからAttach to VPCをクリックします。
Internet gatewayを、前回作成したVPCにアタッチします。
Internet gatewayの詳細ページに戻ります。StateがAttachedになっていれば完了です。
ここまでで、以下の図の紫色の箇所は作成完了しました。
次回は、インターネットとの通信に使用するElastic IPと、NAT GWを作成していきます。