【Home Lab】02:VCF PowerCLIを使用してESXi 8.xのカスタムイメージを作ろう
椿(2025年11月23日撮影) 近所の公園で咲き始めていました。調べてみると乙女椿という品種のようです。 花弁の枚数が多く、ピンク色なのが特徴です。 本投稿は、 vExperts Advent Calendar 2025 の7日目の投稿になります。 自宅のホームラボとして使用しているESXiをそろそろ8.xにアップグレードしようと思い、 以前の記事 で、パーツを選定した旨を記載しました。 お金には限りがあるので、なるべく安いパーツを選び、何とか自宅ラボをESXi8.xにしたい。。。そう思っていたのですが、 注文した品々のうち、CPUは品切れ状態、メモリは出品者によって注文キャンセルされ、当分手に入らない状況になってしまいました。 そんな状況で困っていたところ、ESXi 8.xで使えるRealtek NIC向けのコミュニティネットワークドライバが登場しました。 現在我が家の環境はESXi 7.xにRealtek向けのコミュニティドライバをインストールして使用しています。 これなら、今ある自宅検証マシンを利用可能な望みが出てきたぞ。。。! ということで、ESXi8.xのソフトウェアバンドル内にRealtek NIC向けのコミュニティネットワークドライバを組み込んで、カスタムISOイメージを作成してみました。 ■1. VCF PowerCLIのインストール 私は以前、 同種の記事 を書いたことがあります。その時のPowerCLIモジュール名は「VMware.PowerCLI」だったのですが、現在は「VCF.PowerCLI」という名称になっています。 最初にPowerShellを起動し、VCF.PowerCLIモジュールがマシンにインストールされているかを確認します。 Get-Moduleコマンドの応答が何もないので、このマシンにはインストールされていません。 VCF.PowerCLIをインストールします。 PowerCLIのセッションを管理者権限で開いていないと、この図のようにエラーになります。 その際は一度PowerShellを一度閉じて、「管理者として実行」オプションから起動しなおしましょう。 インストール中、進捗はこのような画面で表示されます。 今回使用したかったImageBuilderもきちんと含まれていることがわかります。 インストール...